2020年04月06日

とっくに非常事態

演劇や音楽ライブ、アリーナでの大規模なイベントが普通に開催されていたのは2月の末あたりまで。3月に入って軒並み大小を問わずエンタメのコンテンツが中止や延期を余儀なくされています。

チケットの払い戻しが出来れば経済的損失は免れる、のでしょうか?興行主にとってみれば各種経費や広告宣伝費に加え払い戻しに起因する様々なものが生じます。

もっと大変なのは演者の方で、本番の為に積み重ねてきたリハーサルも研鑽も水泡に帰してしまいます。延期ならばまだしも、中止となってしまえばギャランティを受け取ることもままなりません。リハの時間に対する報酬は?
音楽ライブに関しても同様、出演する事で初めて報酬を受け取れるとあれば、今の状況が続く限り収入を絶たれる状況が続くことに。

動画サイトでパフォーマンスを見てもらう、という手段はありますが報酬に転化出来るのはほんの一握りのトップアーティストくらいのもの。演劇ならこうはいきません。


さて、ここからが問題です。一体いつまでこんな状況が続くのか、いつになったら光明が見えてくるのか?それは総理と言えども証券アナリストと雖も分かりません。既に連休明けまではこのような状況が続くことが宣言される見込みですが5月末や6月に予定される催しは開催できるのか?舞台稽古や本読みならそろそろ着手しなければならないものもある筈です。主催者も悩みどころ。5月、6月がどのような状況であるのか?ウィルス禍はいつ終息に向かうのか?
少なくともピークを超えた、という実感だけはいち早く手に入れたいものです。

| 22:09 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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