2019年09月12日

35500ユーロから

春はジュネーブから、という言葉があるように、秋の新車シーズンの開幕を告げるフランクフルトのモーターショーIAA2019が開幕です。BMWやBENZのお膝元、ちょうどこの秋発表のBMW1シリーズやメルセデスAクラスセダンといった注目株も顔を揃えます。

そしてもう一つの注目点は各社の電動車への取り組み、というか新型EVの発表です。中でも際立って注目されそうなポルシェの4ドアEV、リアにもドアがあるにもかかわらずポルシェらしいシルエットをしっかり守っていてパナメーラの二の舞は避けられそうです。
ポルシェの電気とBMW、BENZの新型とどちらが脚光を浴びるのか?それより本家?テスラの2シータースポーツも気になる存在です。

ほかにホンダが発表済みのHONDAーe そのスペックや価格、航続距離が気になります。2021年仕様で分かっているのは出力100kwと113kwの二通り、トルクは315NM、バッテリーは35.5kwhという性能です。東名クルーズには充分以上。航続距離もうまく走ればサービスエリア二つ分パスして3つ先の急速充電器を目指すことができるかもしれません。

音声認識デバイスも搭載され「OK Honda」がキーワードに。パワーも航続距離も初代の日産リーフを上回るスペックですが、VWが本腰を入れるID3が350万円クラス(30000ユーロ、315NM,batt45kw〜78kw)とされるだけに、ちょっとお高い35500ユーロからという価格設定はどれほどの競争力を見せるのか?。

今回のショー、実はトヨタもマツダも日産も参加していません。来場者の関心の的はやっぱり、ガソリン(ディーゼル)車というのが実際のところ、というのは現地取材を終えたばかりのジャーナリストの言。


フランクフルトが終わるといよいよ東京モーターショー、消費税アップを挟む形になるので魅力的な新型デ客離れを食い止めないと・・・・・

| 10:58 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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