2019年01月05日

padman

世界で最も美人度が高いと評判のインド、5億のインド女性の中でもとりわけ大きな黒い瞳と褐色の肌がよく似合い、可憐な中にもちょっぴり野性的なエスニックな魅力も併せ持つ、美しいRadhika Apteのような女性をお嫁さんにもらったら・・・・・そんな男性のある奮闘が映画になりました。美しいチャーミングな妻が毎月迎える悩ましい日々、これを何とか清潔で快適な日々できないかと、自力で欧米の高価な生理用品に劣らぬ製品を作る男の物語が今、公開中のインド映画「PADMAN」です。

彼の前に立ちはだかった障壁は単に吸水性能やコストパフォーマンスの問題だけではなく、古い考え方や因習、それに奇行を目にした人々からの偏見でした。やがて、かわいい妻も親元に帰され孤軍奮闘を強いられるパッドマン。しかし彼は絶対にあきらめません。

主素材としてどうしても手に入れたいセルロース。その繊維を手に入れるための奇想天外な方法を見つけ、ふとした偶然から顧客モニターの第一号となったのはMBA取得を目指す若きインテリ女性Sonam-Kapoor、しかも理知的でこれまた笑顔が似合う色白な美人・・・・・・・・・・実家に戻りテレビで見かけた夫のあるしぐさに女の影を感じ取ってしまった可愛い妻は・・・・・

インド映画お約束の歌と踊りはごく控えめ、単にハッピーエンドなサクセスストーリーだけじゃなく、切ない女ごころに揺さぶられるパッドマン!これはなかなかの秀逸な作品です。しかも概ね事実をもとにしたストーリー。インドのごくフツーの小さなむらの暮らしぶりも微笑ましい限りですが,NYのとある場所で行われたクライマックスのスピーチシーンも感動ものです。

インドでは公開第一週から記録的な興行収入を記録した大ヒット作、美しいインド女優たちの競演も、リズム感溢れるインド・ポップ音楽もまた、魅力です。

デートムービーとしてはタブーな話題かもしれませんが、二人でこの映画を見に行った男性なら、きっと女性のことを愛おしく思えるようになるはず、と思うので強力にお薦めします。

| 20:56 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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