2018年11月25日

東京の空の下で

高度成長期もオイルショックもバブル絶頂期もデフレ不況、大阪万博決定もぜんぶ見てきた!

半世紀以上も東京の街を走り回り、朝晩には満員の乗客を運び続けてきたベテランともついにお別れのときがやってきました。7700系列の中で最後まで残った1編成が7701を先頭とする3両編成です。(元は7064号車)
半世紀前に登場した東急7000系はあまりに衝撃的でした。錆びないステンレス・スチールのボディを纏い、塗装無しの車体は日比谷線3000系、マッコウクジラと共に新時代の象徴的な存在でした。


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このあとトラックで岐阜県迄運ばれ、来る2月からは岐阜県を南北に貫く養老鉄道の主戦力としてのんびりと余生を過ごすことになります。が、そもそも昭和の終わりに足回り、電装系は新品に更新されているのでむこう数十年はこのまま現役として活躍できそうです。
東京の空のもとで走る7700系の日々もおしまい。日比谷線に乗り入れ六本木にも停車したこともあり、23区内でも稀有な3両編成のローカルな電車の長い長い旅路はこれからも、まだ当分続くようです・・・・・

| 00:07 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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