2018年10月27日

東京名物?・・・・

なんでも東京名物に挙げられるのだとか?今年も古本市のシーズンが到来しました。
でも、最近本の中身が随分変わったように思えます。



ネットで検索できるような機械関係の専門書の類が激減し、購買層の年齢もグッと急上昇したような観があります。
そんな中根強い人気を保っているのが戦記もの。第二次大戦当時の戦いぶりをまとめたものが少なからず目に付きます。
元の持ち主はおそらく、同時代をリアルタイムで生き抜いた輩たちではなかったのか?だとしたらおそらく最近まで大切に所蔵していた蔵書かも。あるいは遺品整理のおりから陽の目を見ることになったのか・・・・・


実はこれに先立って先日藤沢周平の文庫本を大量に処分したんですがまだまだ、家にもストックの山が・・・・

時代小説はなかなか引き受けてくれる店がなく往生しましたが、何とか引き取り手を見つけることができ、破格で交渉成立......いくらで店頭に並んでいることやら・・・・・

大切にしまわれてきたと思われる本の山を眺めていると、その持ち主の嗜好が思い浮かばれ、なんだか無意識のうちにコミュニケーションを楽しんでいるような気持ちにさせられるのでした。

収穫ゼロも覚悟した今年の古本祭り、最後にようやく好みの合う持ち主に遭遇できた気がします・・・・・

| 12:19 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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