2017年07月02日

black-badge

DSCF1005.JPG普段なかなか間近で目にする機会のなかったロールスロイス、ですが週末のヒルズアリーナには最新のモデルが勢ぞろい。その豪華な佇まいを一瞬垣間見ることができました。
今度の新ネタはを「ブラック・バッジ」。英国グッドウッドフェスティバルでお披露目のあと、ここ六本木が二番目のお披露目会場だったようです。銀色に光り輝いていたパルテノン・グリルもフライング・レディもダーク・グレーに抑えた色調。(駐車中のいたずらや高速走行で虫が気になる人は自動で格納もできます)
ダッシュボードも黒をベースにした木目模様の見当たらない暗い色調で、目立つことが嫌いなキャラの人達には待望の仕様です。冠婚葬祭にも安心して乗り付けることができる、ある意味万能なクルマかもしれません。でも帰り道、送ってあげましょうかと誘われて足がすくんでしまう車の筆頭?

最高級の2ドア・コンバーチブル「ドーン(DAWN)」の最大の特徴は後ヒンジの前開きドア。スバル360や昔のサンバーを思い出します。最近のロールスはこの方式がお気に入りのようでローワン・アトキンソンが主演した映画「気休めの報酬」でも前開きのファントムが登場しています。インパネの脇にはボタンがあって自動で巨大なドアを電動で閉じることもできるほか、内蔵式のアンブレラ・ホルダーもあります。国産車で日産のパルサー(N14) ミラノ X1 ツインカムが採用して以来、30年ぶりにお目にかかる新装備で濡れたままの傘を突っ込んでも乾かしておいてくれるところが20世紀にはなかった新技術です。突然の雨にもドアを開けてボタンをプッシュすればアンブレラがボン!!傘をさしたらドアは自動でクローズ・・・乗り込む時は逆に無造作に傘をしまってあとはドアを閉めるボタンを押すだけ。雨の日の乗り降りがこの上なく楽しい車に仕上がっています。
DSCF1022.jpg
全長は都内のタクシーより50cmも長いサイズで駐車場所に難儀しそうですが、青森の観光地まで無休憩で移動するなら問題なし。これからのシーズン、十和田湖の花火大会やねぶた見物に出かけるとしたらこんな車で移動したいですね

| 01:41 | コメント(2) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

パルサーミラノX1、懐かしい!あの傘のアイデアは秀逸(というより何で思いつかなかったのだろう)でした。この時のパルサー、この時の日産は元気でした。

投稿者 JT : 2017年7月 6日 09:50

パルサーというブランドは挑戦的な企画も多く、EXAというミドシップ風デザインや着せ替えできる屋根があったり、80年代の日産は西部警察同様張り切っていましたね。プリメーラ、セフィーロ初代、復活GTーRが産声をあげたのもこの時代です

投稿者 吉田雅彦 : 2017年7月 9日 00:14

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