2017年03月28日

motorcycleshow3

EVの本格量産からもう五年以上になりますが、電動車の市場投入はまだまだ少数派
モーターサイクルショーでもごくひと握りの展示です
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台湾の二輪車メーカーKYMCOの電動スクーターcozy(参考出品)、EVとしては既に三世代目くらいで熟成された感もあります。
車重も潔いほど軽く、最高時速も25kmと控えめですが裏道を近所のスーパーまで往復するくらいならこの性能でも十分です。

複雑で高価なエンジンを自製する必要のない電動モーター・サイクルなら電池とモーター、それに多少の部品をアッセンブルするだけでメーカーとして名乗りを上げることも容易です。
もちろん既存の二輪車メーカーにとってもハードルは低く、部品共有でコストダウンを図れるメリットもあります。50ccエンジンが厳しい排気ガス規制で姿を消したら、将来こんなライトな乗り物が街乗りのデファクト・スタンダードになっているのかもしれません。(既に中国・上海ではそうなっています)モーター・サイクルショーという呼び名もかえって自然な呼称と感じるでしょう。

BMWのブースにもさりげなく電動スクーターの姿が・・・・
電動スクーター「BMW C evolution」5月の日本発売が決まりました。
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車重は四気筒のリッターバイク並みで、最大トルクもほぼナナハン並み。これなら運動性能で不満を感じることはほぼ、ないでしょう。興味の的はやはり航続距離と販売価格です・・・・・これも次世代の主役候補です。

| 22:15 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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