2016年08月28日

ホンダ、表彰台かと・・・・

夏も終わり、ともなるとベルギーグランプリのシーズンです。スパフランコルシャンサーキットは24時間耐久レースが繰り広げられる舞台としても有名、名門コースです。
シーズンも中盤から終盤へと差し掛かろうかという段階、少しずつ戦闘力を増している感じのHonda/マクラーレンチーム、予選結果はジェンソン・バトンが9番グリッドからスタート、まだまだポールポジションは遠い位置ですが、まずまずの成果だったようです。さて、決勝結果はいかに?

スタート直後バトンは不幸なアクシデントの餌食に!しかし、アロンソが順当にポジションアップしてバトンの損をチャラにしてくれています。結局レースは降格処分でウンと後方から3位表彰台を勝ち取ったハミルトンが目立つ結果となり、フォースインディアの二台も4位と5位を占めるなど侮れない存在になりました。

P1190177
現行型のパワーユニット=RA615H は1500ccターボ・・・・・と聞くと、懐かしい常勝時代のマクラーレンホンダを思い出します。当時のマシンはMP4/4、セナとプロストがチーム内で繰り広げたバトルがそのままチャンピオン争いだった時代と同じ、でも今の車体にはエネルギー回収装置やモーターが積まれていて実際のところハイブリッドカーの戦いとなっています。まったく新しいシステムで競争力を手にするためにはまだまだ時間が必要?

ところでホンダが強かった時代には市販車でも魅力的な品ぞろえが並んでいたことに気づきます。第一期創世記時代の60年代後半はHondaが四輪車進出を果たし始めて軽乗用車N360を大ヒットさせた頃。当時のF1撤退の理由は乗用車開発に心血を注ぐため、でした。そうして生まれた空冷エンジン最後の四輪車Honda1300を最後に本田宗一郎社長と空冷エンジンは表舞台から退きます。
そして第二期黄金時代、日本経済はバブル景気真っただ中。レイトンハウスやフットワークといった日本マネーが数多くF1ビジネスに注がれた時代。Hondaは1990年に当時の国産最高峰スポーツカーNSXを発売します。軽自動車のビートと並んでいまだに根強い人気のレアもの・・・・・

今、また新NSXとS660というスポーツカーのLINEUPを揃えたHonda,F1でも相応の成績を挙げねばファンも納得しないでしょう・・・・・
次回は高速サーキットのイタリア、モンツァ。今回の実績は応用できますがフェラーリも黙っちゃいないでしょう。バトンの逆襲に期待します

| 04:44 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2020年 7月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

バックナンバー

カテゴリー