2016年07月03日

結局6位

オーストリアGP予選で久々にマクラーレンホンダが予選三番手、二列目のグリッドを獲得・・・・・・・・俄かF1ファンなら「えっ、そんなに速く走れるようになったの?」と驚くかもしれません。「一列目じゃないのか?前の二台はどこのチームだ?」という答えが返ってきたのはセナ、プロストを擁した黄金時代の話・・・・
(予選中、雨が上がって路面が激変した。上位の二台が降格処分となったため、タイム的には五番手の成績・・・・エクスキューズはあれこれつきますが、)
IMGP4:30.jpg
セナの知らないHONDA-F1挑戦も既に二期目、いまだに凱歌をあげられません。マクラーレンホンダに乗るセナが最後に優勝を飾ってからそろそろ四半世紀・・・・F1の世界も驚くほど変わりました。狭くなったトレッド、リアウィングだけじゃなくドライバーが腕を奮える範囲だって相当狭くなりました。シフトは自動化され、熱と運動エネルギーの回収もやってくれるハイブリッド化が市販車よりもはるかに進んでいます。
あのHONDAエンジニアリングをもってしても、最前列はおろか最後尾から数えた方が早い・・・・・屈辱の日々が続きました。エンジンの燃焼技術だけではどうにもならないのが開発の難しいところ、ホンダの苦悩もその辺りにあるようです。が、そんな環境下での今回の3番手スタート、80年代にF1にステップアップした頃のHONDAだってそうでした。何事も一歩の積み重ねから・・・・・先日のトヨタ、ルマンでの戦いっぷりを見るにつけ「いつまでも敗者でよいのか」の気持ちを強く持って臨んでほしいですね。今夜の決勝レース、テレビの(無料)中継が見当たらないのが残念です・・・・これも時代の変化?

レースの結果は結局ジェンソン・バトンが6位に入賞、
これでも今までの戦績を考えれば上出来の部類。
上位陣とも何とか張り合える場所まで来たか!の感ありです

来週は英国シルバーストーンでGP
期待の持てる週末にして欲しいものです

| 13:42 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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