2016年03月18日

開業まであとわずか

 北海道新幹線の開業まであとわずか、ですが昔のように連絡船や夜行列車で函館駅に朝一番のりした思い出も二度と経験できない貴重なものとなってしまいそうです。
 連絡船の時代は、朝四時過ぎに到着すると目の前に二本の特急ディーゼルキハ82系が停まっており、山線と呼ばれるニセコ、小樽経由か長万部、室蘭まわりの海線を選んで乗車できました。動き出した特急の車窓には明らかに本州とは違う山並みが連なって見え、まるで海外に渡ったかのような感動を覚えたものです。長万部からは選んだ特急のルートにより長い真っ直ぐなレールが続く苫小牧、千歳の広々とした景色か、ニセコ、羊蹄山といった美しい山並みを鑑賞できる山線の二者択一を迫られます。札幌到着時刻も大差ないので悩みどころです。

 新幹線に乗れば四時間で北海道!ですが、函館空港~市内間よりも遠い函館駅にはさらに数十分が必要です。おまけに朝一番で朝市に駆けつけるには前泊が必要になります。新しい新幹線の駅はどちらかといえば函館駅よりも大沼公園に近い場所、ここは割り切って大沼新幹線と心得ましょう。
 新幹線を降りた駅の近くには広く函館一帯を見下ろせる城岱(シロタイ)牧場があります。
Img_0251


移動の足さえ確保できれば絶好のドライブコース、
Dsc_5518

ここからの函館夜景も知られざるおすすめです。城岱牧場からは駒ケ岳の特徴的な姿を目印に大沼公園へ
Dsc_5531


カヌー、キャンプ、ランニング、セグウェイ・・・・アクティビティの宝庫です。大沼プリンスホテルにはゴルフコースが併設されていましたが、営業は終了。今では格好のランニングコースとして、各団体の合宿で賑わっています。。P1180224


セグウェイ乗車がセットになった宿泊プランもあったりして意外とリーズナブルに遊べるかも。

 大沼公園はとにかく広くて遊び場の宝庫、キャンプだけして帰るのはもったいない・・・・圧巻はナイトカヌー、漆黒の闇に漕ぎ出すと運がよければホタルの乱舞や満天の星空にめぐり合えるかも。新幹線の開通で混雑は必至?テントと自炊道具が必携となるかもしれません

| 21:28 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2024年 4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

バックナンバー

カテゴリー