2016年01月12日

これからも、ずっと

「竹田さんの席、特等席ですね!」

去年9月の満月の夜、
J-WAVEでお逢いし、
眩しいくらいの月光を愛でながら、少しの間お話をさせていただきました。


きのうのJAM THE WORLDでは、
2011年10月6日、木曜日
竹田さんのナビゲーターデビューの音源が流れていましたが、
その日、隣に座らせていただいていた私は、
いつも冷静で、どっしり構えていらっしゃる竹田さんの
僅かに高揚されている空気を感じていました。

曲の間も、ディレクターからのキューを今か今かと
待っていらっしゃるご様子で、
アシスタントの小林まどかさんが、クラウチングスタートのよう、と仰り、
スタジオが笑顔に包まれたことを、よく覚えています。

番組でご一緒させていただいた、一年間
毎週、お逢いするのが楽しみで楽しみで、
竹田さんの視点や切り口に、
いつもハッとしたり、唸ったり。
心から尊敬するジャーナリストです。

ジャーナリストとしてだけでなく、
茶気のあるお人柄もとても魅力的で…

竹田さんの訃報を受けて
時間が経つにつれ悲しみが深くなっています。

先週、津田さんにバトンを渡されたあと、
手を振ってお帰りになられたそうですね。

竹田さん、
わたしは、まだ手を振ることができそうにありません。


体力の限界を超えても
最期の最期まで、ジャーナリストとしての使命を
貫かれた竹田圭吾さん。

竹田さんの信念、勇気、覚悟、
そして、どんな状況にあっても、ユーモアをお忘れにならなかった生き方に、
ただ、ただ打ちのめされています。

心の整理はできないままですが、
いま、はっきりとお伝えしたいのは
感謝の気持ちです。


万感の思いを込めて…

竹田さん、ありがとうございます。


追伸

竹田さんにいただいたチョコレートの空き箱。
あまりに可愛いので、捨てられず、
針山を入れさせていただいております。
これからも、ずっとそばに置かせていだたきますね。

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| 06:33 | コメント(0) | カテゴリー:小池文美


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