2013年12月01日

東京モーターショー

ビート・次世代型?
二年前のモーターショーに電気自動車のスタディモデルとして
披露されていたオープン軽。やっぱりコイツは次期ビートでした!  ?

いえ,新しいホンダスポーツ「S660」でした。
(東京モーターショー2011で撮影)

ホンダがSを冠した車名を発売するのはこれが三回目。
今世紀初めてです。初代のSはほとんど現在の軽サイズ。というか
そもそもはS360として軽サイズで計画されたものでした。

さて,来年にも発売されそうなS660。一体いくらで店頭に並ぶでしょう?

軽とは言ってもエンジン以外はボディもシートも
計器盤さえ専用設計、量産パーツは使えそうにありません
事実上国内専用の軽自動車規格。おまけに二人乗りは
月産数百台売れても一年に一万台売れるかどうか・・・・

専用部品のどれもが使い回しの利かないパーツだったら
多くを見込めない販売台数で開発費を割り算しなければ
なりません。4000万円のスポーツカーだって1000台
売れて赤字かトントンか・・・・儲かるか?と云うと厳しいところ

軽サイズでも掛かるテマは同じ。230万円で2リッターの
オープンスポーツカーは既に存在するので,これを上回る
プライスタグは付けようが有りません。では、200万円
オーバーの軽自動車を買ってくれるお客さんが毎月何人いるのか?

来年には消費税アップで,売り上げ急落は明白
そんな逆境にカンフル剤となるべく,魅力的な商品を投入したい
そうかといって,販売の足を引っ張るような高い価格は付けられない

ホンダの悩みは、(きっと)これからが正念場です。

| 17:43 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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