2013年10月22日

政府専用機製作記(2)

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12月の「ろうがんず」作品展に向けて、目下製作中の
ボーイング747-400「政府専用機」の主翼付け根に
組み込んだLEDです。

先端はゴマ粒ほどの大きさですが、発光力は驚くほど
の明るさです。

ハセガワの747のキットにはランディングライトの
モールドはありませんので、自分で穴をあける必要が
あります。

実際のライトは片翼に2個づつ、計4個付けられていますが、
模型では片方2個のライトを照らすのに1個のLEDを使用
しています。

まず、図面に合わせてピンバイスで前縁部分に穴を開け、
LEDライトの先端を保持するプラ材を接着します。
プラ材にはあらかじめ穴を開けておき、LEDの先端を穴に
通して接着剤で固めたら準備OKです。

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配線は胴体内で行うため、ワイヤーが通る穴を主翼と胴体
の接着部分に開けておきます。
こうして、上下の主翼を接着したら乾燥させ、次に透明の
プラ棒を刺し込んで接着します。
固まったら前縁部分を整形してピカピカに磨き上げます。

かなりザックリと接着してありますが、主翼の上下の接着は
境目が目立ちやすいので、接着剤がはみ出すぐらいがいい
と思います。

このあと、余分なプラ材をカットしてヤスリやサンドペーパーで
整形し、艶出しをしたらOKです。

こうした作業と平行して、やっかいな車輪の製作とエンジンの
製作を行っていきます。
何しろジャンボの車輪は全部で18個もあります。
エンジンも4つ、最近の双発ジェットが恨めしくなります。

| 13:00 | コメント(2) | カテゴリー:田中穂蓄

コメント

田中さん、お疲れさまです。
拝見しまして、まさに根気と時間との格闘、ですね・・・
自分も、不器用ではありますが手を抜かず、細部も完璧に、が信条ですので、よく解ります。
手を抜かず時間が無くなり苦境に・・・は日常茶飯事、「ここはこのくらいで妥協を・・・」とふとよぎるも、もう1人の自分は絶対に許さないので自ら工程を難しくしています。
判っていても譲れない部分、ですね。

投稿者 ちなみん : 2013年10月22日 14:11

ちなみんさん、ありがとうございます。
プラモ作りは、妥協とこだわりをいかにバランスよく保つかに掛かっているんではないでしょうか。こだわりだしたらキリがありませんので、ほどほどにしないと完成しませんし、妥協し過ぎると悔いが残ります。
模型作りとは、意外と厄介なものですね!

投稿者 ホヅミ : 2013年10月27日 06:53

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