2013年03月11日

黄砂と煙霧が交差して・・・・・

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2013年3月10日午後2時、それは番組出演中の
クリス・ペプラーさんのひと言から始まりました!

「窓の外、あんなになってるよ!!!」

ニュースルームに現れたクリスさんの指差す
窓の外を眺めると、何と!都心の景色は黄土色の
一色に染まっているではありませんか。

「何これ!珍百景・・・・・・」ではなく、
「何これ!こんなひどい黄砂見たことないよ!」
これが第一印象でした。

この状況だと交通機関に影響が出ていると思い、
電話をすると、特に異常なく運行しているとのこと、
そうこうしている内に、テレビ画面に「煙霧情報」
なるものが現れました。

「煙霧!」って何だ・・・・・・
聴きなれない言葉にネットで調べて初めて分かりました。
風によって地面の土や埃が巻き上げられる現象と。

霞ヶ関ビル、KDDIビル、森タワーと超高層のオフィス
ばかりが主な仕事場だった40年あまりの経験上、
都心を覆ったこんなにひどい土埃などこれまで見たことが
ありませんから、思わず写真に記録したのが冒頭の1枚です。

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煙霧が去り、一夜明けた今朝の都心の光景です。

「行く人の霞になつてしまひけり」  正岡子規

| 10:45 | コメント(2) | カテゴリー:田中穂蓄

コメント

田中さん、おはようございます。
今朝、夜明け前・起床後すぐは、星が瞬ききれいでしたが、自分も昨日14時台、布団を干していましたが、窓から見える異様な空の色に驚き、確認してみますと、もっと度合いは軽微・全体はもう少し見渡せる、やや茶色がかった空でした・・・
19時のニュースでは、スカイツリー周辺は、1枚目のお写真とほぼ同等に煙っていました・・・
尚、我が家も、干してあるものに砂が少々入っていました。
煙霧、自分も初耳、ネットで検索まで至りませんでしたが、田中さんもお聞き及びでない言葉、だったのですね・・・
霞ヶ関周辺はどうだったのか、も気になります。
最後・正岡子規の句、「遠ざかってそのまま・・・」ではなく、見事復帰を遂げたのが、今朝・ラジオ災害情報交差点のメインパーソナリティーを務めた、ご存知古賀涼子アナですね!!
自分は、休業に入った経緯を知らず、最近寂しく思っていましたが、ちょうど9週間前復帰、を4日遅れで知りました。
自分のいとこ=母の末弟長女は、古賀アナと同学年で「涼子ちゃん」、母を慕っている叔父は、彼女が生まれた時電話をくれ、いまだに覚えています。
古賀アナ、一気に復帰、ではなく徐々に・・・の状況ですが、美声をしっかり聴けており、今日の大役を無事にこなされ、うれしく思っています。

投稿者 ちなみん : 2013年3月11日 12:29

ちなみんさん、ありがとうございます。
私も内心ドキドキしながらしっかり聴きました。
「ラジオ災害情報交差点」
古賀アナも立派に復帰してくれましたし、安心して聴く事が出来ました。
ラジオはこの安心感が一番大切なんですね!
この番組を立ち上げた各ラジオ局の担当者の一人として、きょうはそんなことを思いました。
災害に強い街造りも大切ですが、もっと大切なのは自分自身の命を守る防災知識だと思います。
ラジオが少しでもその役割を果たせるように、報道に携わる一人としてこれからも努力していきたいと思います。

投稿者 ホヅミ : 2013年3月11日 13:00

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