2012年12月28日

おお紙よ

アメリカで世界でお馴染みの老舗のニュース週刊誌"newsweek"
ついに紙の雑誌版は今週で最後(米国内版)となりました。今後は電子版が主体
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売店で表紙とタイトルを見て、気になったら買って確かめる・・・

来年からは、昔話になってしまうんです。実際、印刷版の売り上げは
過去の300万部から半分に落ち込んでいたとか

・・・・・・・・最近、書籍の販売が思わしくない
と云う話を聞いて何年も経ちますが,昨年あたりからは古本市の出物すらも急減少したかのような印象を受けました。
何と言っても、我が身に置き換えてみれば読書に割く時間の少なくなったこと・・・

確かに老眼が進むと文字が鮮明に見えず,読書が不得手になると云うハンデはありますが
果たしてそれだけでしょうか??
家に帰る。まずブラウザを立ち上げてメールをチェック,次にフェイスブックを閲覧、続いてお気に入りのブログを何件か巡回してツイッターもチェック。
コレを一日に何度か無意識のうちに繰り返してはいないでしょうか?一行も紙の本を読まずに過ごす日が何日くらい続いているのか?
一日一冊は読めなくっても数十分あれば何分の一かは読み進めたんじゃないだろうか?

こんな疑問から,次のアクションに進んでみる決意に至ったのでした。
大手家電量販店には電子書籍用の端末がひっそりと売られています。
電子ブック元年と云われてから何回目かの元年を迎える様ですが
今年、楽天からも新しい電子ブック端末koboがデビューしました
先行するソニーもそうですが電子ペーパーという、バックライトを使わない
驚異的な電池のもちを誇る表示機能が素敵です。一ヶ月は充電不要?

ホントかウソか,実際に試してみたくはなりませんか?

ワタシこういうのにヨワいんです。で,ソニーにするかkoboにするか?

ここ、悩みどころです。

どちらが登録書籍が多いか

そりゃ先行するソニーに分があるのは当然,
月刊文芸春秋にモーターファン別冊・・・・
欲しかったコンテンツの幾つかはkoboには見当たりません


阿川佐和子の聴く力,テルマエロマエの四巻までとか宇宙兄弟があるのはkoboのほう
後発のkoboがどれだけストックを増やせるか

現時点ではどちらがいいとも、まだ判別がつきません

では専門的な分野で較べてみるとどうでしょう。趣味実用、科学、工学と
ジャンルを絞り込んでゆくとどちらも自動車関連の本をピックアップ出来ます

さすがに代官山の蔦屋書店にはかないませんが
koboのほうにはフォルクスワーゲントランスポーターのサービスマニュアルやら
BMW E30シリーズのレストレーションバイブル、ロータスエランの・・・・
マニアックさ度合い,全体の総数ではkoboの圧勝でした。さすがに会社ごと楽天が買い取っただけのことはあります。

こうして最初の軍配はkoboに上がりました。一部に初期故障の良からぬ噂や新機種登場の噂も耳にしていますがRIMG0006.jpg

今後出て来るミニや高価な新型には興味が無いので現行型でけっこう。

量販店のカードにたまっているポイントを使えばデジカメよりも安く、案外簡単に入手出来ます。

さて,電子書籍が一般に受け入れられるかどうかの1つの関門が初期設定の容易さではないでしょうか。

購入してから初めて電源を入れ、誘導されるままに設定を進めてゆきますが
そもそも,USB端子を介してPCに繋ぐか,wifi環境を探し出して直接ネット接続出来る場所を探し出さねばなりません。

午后四時前に有楽町で購入して,街中のwifi環境を探し出すまでにざっと一時間
(大手コーヒーチェーン店に並んだ待ち時間も含まれます)
ようやく探し出したwifi環境のもと、初期設定を開始します。

予め楽天に会員登録した上、一冊お気に入りの本も買っておきました。
(コレがあると超スムーズにことが進みます)

一時間探しまわった苦労が報われたか,ミス操作も無く,一度もエラーを出さずに設定プロセスは進みます。5時前に初期設定を初めて各種ダウンロードを開始,これがけっこう待たされましたが20分過ぎにはダウンロードも完了して,うちに帰らずとも、自由に使える様になりました。
購入しておいた本もちゃんと装填済み。最初の1ページ目を開くまでにざっと30分、
入力したのはIDとパスワードだけ(後は事前に住所,名前等を登録済み)

接続環境さえなんとかすれば後は比較的簡単に電子書籍の世界に飛び込むことが出来たのでした

パソコンもメールも使わないという,IT音痴の我が母親にはまだまだ高い壁かもしれませんが
このブログをお読みの方ならば,決して高い敷居ではないのかも知れません

また,そうでなければ電子書籍の普及なんてまだまだ先の先

さあ,いったん扉を開いたら,どんな展開が待ち受けているのか・・・・・

続きはそのうち,何冊か読み終えたあと2でも・・・・・

| 07:29 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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