2012年10月21日

シーキング製作記(1)

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12月9日(日)から始まる「ろうがんず」の
作品展示会、今回のテーマは48分の1ヘリコプター
特集です。

で、選んだのがハセガワのRAFレスキューヘリです。

ご覧のように、通常はグレーの素材が使われることが
多いパーツが、黄色のプラスチック素材で出来上がって
います。

黄色の機体なので、塗装しなくてもそのままデカールを
貼れば出来上がる、と思っったかどうか分かりませんが、
意外と厄介なのがこの着色パーツです。

グレーの素材に比べてゴム質が少なく、硬いプラスチック
素材なので工作がしにくいという欠点があります。
どのみち、黄色の発色を良くするために白の下地塗装を
しなければならないので、出来ればグレー系の素材の
ほうがいいのですが・・・・・

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飛行機のプラモ作りのお約束は、コックピットの組立作業
から始めます。
塗装をするとこんな状態になります。
このあと計器パネルを取り付けてコックピットは完成です。

実機に限りなく近づけようとすると、資料と首っ引きで小物
部品を自作しなければなりませんが、そこは「ろうがんず」
のポリシーである、あまり改造せずキットを素直に組み立て
ることに重点を置いています。

とは言え、製作しているイギリス軍の救難ヘリは、もともと
アメリカのシコルスキー社が開発した大型ヘリ、S-61を
イギリスのウェストランド社がライセンス生産したもので、
元になったキットの窓をふさいだり、別の場所に新たに穴を
開けたりと、多少の改造が必要です。

ちなみに、日本では海上自衛隊が対潜哨戒ヘリとして
導入し、三菱重工がライセンス生産していたので、ご覧に
なった方も多いと思います。

「ろうがんず」では、各会員のヘリ作りと平行してヘリを展示
するヘリポート作りも行っています。
平均年齢65歳(ほど)の会員によるプラモデル展、
横浜・人形の家での展示会は12月9日(日)から16日(日)
までです。
横浜にお越しの節は、是非、お立ち寄り下さい。

| 09:20 | コメント(1) | カテゴリー:田中穂蓄

コメント

田中さん、おはようございます。
実はずっと興味があったコクピットのお写真、ありがとうございます。
実際の運用機同様、「コクピットはどうなっているのだろう・・・?」とずっと考えていました・・・

投稿者 ちなみん : 2012年10月21日 10:41

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