2012年04月15日

ワカサギ姫の恩返し

%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E3%81%A8%E6%A1%9C%EF%BC%91.jpg

毎年、桜の季節に写真を撮りに出掛けますが、
今年は静岡県富士宮市の浅間大社の桜を
選んでみました。

御祭神は、桜にぴったりの木花之佐久夜毘売命
です。

このあと、近くの大石寺や興徳寺に立ち寄り、
素晴らしい桜を堪能させて頂きました。

今年は、自宅近くのこどもの国の桜にはじまって、
隅田川の桜、浅間大社や大石寺、興徳寺の桜と
ずいぶん長い間、桜を満喫することが出来ました。

これも「冷たい春」の恩恵と思えば今年の寒さも
我慢できるというものです。

%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E3%81%A8%E6%A1%9C2.jpg

帰りは、来たコースとは逆に国道139号線で、
朝霧高原を経由して富士五湖をめぐり、
立ち寄ったのが「クニマス」の発見で一躍注目を
集めるようになった西湖です。

今回は釣りはしませんでしたが、いつもフライキャスト
している小川の流れ込みに何と!ワカサギの群れが
回遊してきました。

近寄ると一斉に沖合いに逃げ去りましたが、逃げ遅れた
一尾が流れ込みを遡上し浅瀬で飛び跳ねているでは
ありませんか。

そこで沖合いに戻そうと、素手でつかんで手のひらに
乗せたのがこの写真です。

%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E3%81%A8%E6%A1%9C3.jpg

体温がワカサギにダメージを与えるので、
一瞬の出来事でしたが、深みに戻したワカサギは
しばらく付近を泳ぎ回った後、元気に仲間のもとへと
姿を消していきました。
手のひらには微かにワカサギの香りが残っていました。

帰りの車の中で、ふと思いついたのが「ワカサギ姫の
恩返し」

親切なおじさんに助けられたワカサギは、その夜、
美しいお姫様に姿を変えて現れ、おじさんを西湖の
底のクニマスの館に連れていったのでした・・・・・。

その後の展開は、皆さんのご想像にお任せしますが、
家内と物語を勝手にでっち上げ、抱腹絶倒のドライブ
と相成りました!

| 10:01 | コメント(4) | カテゴリー:田中穂蓄

コメント

田中さん、おはようございます。
もし昨日以降ですと、新東名もエピソードに加わりますね。
「ワカサギ姫の恩返し」、ファンタジーですが、奥様とご享受、楽しい帰路になったとの事で、よろしゅうございました・・・
奥様がご一緒に楽しんでくださる姿勢も素敵ですね。
今年は、本来の季節感にふさわしい・近い、桜・梅の開花でしたが、大自然を心より堪能する事がお出来になれ、本当に良かったですね!!

投稿者 ちなみん : 2012年4月15日 11:48

ちなみんさん、ありがとうございます。
マスの棲む湖では、ワカサギはベイトフィッシュとなる身ですが、それでも銀色に輝くかわいい魚体を見ればリリースしたい
気持ちになります。
湖の流れ込みの浅瀬では、度々、このようなチャンスにめぐり合います。

投稿者 ホヅミ : 2012年4月16日 10:31

たなかさんはポジティブ・シンキングな方なんですね。
わたしは今年の寒さにはだいぶ後退してしまったんですが・・・。
震災のすぐ後のことだけに、なんでも自然の脅威が気になって
仕方がありません。考え出すときりがなくなるべくほどほどに
受け止めるよう心がけるようになりました。

投稿者 わたなべなおこ : 2012年4月16日 22:25

わたなべさん、ありがとうございます。
我々日本人は古来から自然とうまく付き合って過ごしてきました。
自然は我々に多くの恵みを与えてくれるかと思えば、大きな災いも引き起こします。
先人の教えを大切にしながら、そんな自然とうまく付き合っていけたらいいですね!

投稿者 ホヅミ : 2012年4月22日 10:04

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2020年 7月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

バックナンバー

カテゴリー