2009年09月15日

私のラジオデイズ86

衆議院選挙で圧勝した民主党を中心とする
新政権がいよいよあす発足します。

政権交代を望んだ多くの有権者の期待に
どう新政権は応えるのか、国民は固唾を呑んで
見守っていることでしょう。

「民主党は何処から来たのか、彼らは何者なのか、
民主党は何処へ行くのか」

いえ!別に戸丸さんのブログを真似したわけでは
ありません。

国会記者クラブに所属する政治担当記者たちも、
いま頃は必死で民主党研究をしていることでしょう。

何しろ308議席も獲得してしまったのですから・・・・
そのうちの新人議員143人一人一人の名前と顔を
覚えるだけでも大変です。

まだ新しい「国会便覧」も出来上がっていないでしょうから、
頼りのなるのは、衆院選後の新聞の顔写真付きの
記事です。

この名簿の記事を自分なりにどう整理しファイリングするかに
記者の個性が現われます。

自民党政権時代には、各派閥別にレイアウトし直したり、
当選回数別に並べ替えたりと、色々工夫しましたが、
民主党中心の政権では、様々な整理の仕方が
ありそうです。

その資料は、とりあえずあす開かれる特別国会で
活かされる事になります。

つまり、議員たちの初登院の際、議事堂正面玄関前の
広場で行うぶら下り取材や、玄関ロビーで議員の襟元に
ピカピカの議員バッジが付けられる風景などを取材する
際に必要な資料となります。

今回はどのような初登院風景になるのでしょうか?

ここ数年の傾向として、女性議員は和服姿、男性議員
の何人かは羽織袴姿が見られましたが、中には派手な
パフォーマンスを見せる議員もいるだけに、あすの
登院風景が見ものです。

いずれにしても、国政を担うという強い意志と気概を持った
骨太のコメントが聴きたいものです。

(何ですか、一部スポーツ紙によれば民主党新人議員は
パスでの集団登院になるとのことですが・・・・・・
これはメディアの接触を避けるためだとか・・・・・・ヤレヤレ)

| 12:00 | コメント(4) | カテゴリー:田中穂蓄

コメント

田中さん、お疲れさまです。
確かに、政権与党が民主党に交替するに当たり、政策の継続・中止の問題始め、具体的レベルの問題が続出していますね・・・
新人議員143人誕生によるドタバタも、お話お伺いして、納得出来る部分と、冷めた感情になるのと両方です。
もちろん、新人議員の皆さんの熱意を信じたいのですが、まずは、「民主党を選んで良かった!(結果論にしても)」と云う政策・施策を立案・実現してもらいたいです!!

投稿者 ちなみん : 2009年9月15日 14:04

そして「民主党は私たち国民をどこへ連れて行くのか」ですね。どうか、山のあなたの幸の国へ連れて行ってもらいたいものですが。

投稿者 とまる : 2009年9月16日 23:08

ちなみんさん、ありがとうございます。
いま、政治に対する国民の意識は急速に変化してきて
いると思います。
その変化に対応できずに、旧態依然の政治を続けてきた結果が今回の政治状況を生み出した。
そう考えると、政治の世界での世代交代は必然だったと
言えそうです。
これからは、若い人も積極的に政治に参画していかなければ世の中から遅れをとってしまう、そんな時代になるような気がします。

投稿者 ホヅミ : 2009年9月18日 16:34

とまるさん、ありがとうございます。
文化人類学の基本テーマとなりそうなゴーギャンの
言葉、個人的にけっこう気に入っています。
東洋人も西洋人もこのテーマは共通の何かを感じるものなのですね!

投稿者 ホヅミ : 2009年9月18日 16:39

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