2009年09月13日

MRJ 計画に遅れか?

Dscf0562
国産旅客機、期待の新星「MRJ」ですが
開発、引き渡し計画に遅れが出るかもしれません。主翼桁に使う部材をカーボンコンポジットからアルミ材に変更
ボーイング787も主翼桁の近くに重大な設計変更を強いられ,
計画の遅れを余儀なくされましたが,MRJは手直しじゃなくて
材質そのものからの見直しです。

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おまけに客室寸法の見直し(室内高の不足)も設計変更の案件に上っています。90人乗りを上回る100人乗りクラスの需要にも応える方向です。
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中国メーカーも新たに参戦してにわかに激戦となって来たリージョナルジェット・マーケット
厳しさが増した、ということになりますか・・・

| 06:47 | コメント(5) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

吉田さん、おはようございます!!
タイトルから、田中さんの記事かと思いました・・・
自分は、阪急を始めとして鉄道でのアルミ車体には大賛成ですが、カーボンコンボとの比較はどうなのでしょうか?
今回の大幅設計変更、本当に大変ですね・・・
大幅変更に踏み切る事により、効果につながって欲しですね!!

投稿者 ちなみん : 2009年9月13日 10:50

コンコルドの跡継ぎみたいですね。
速そうです

投稿者 ピー : 2009年9月13日 22:08

2009第4四半期にも期待される787の初飛行は
当初予定から大幅に遅れています。
カーボンコンポジット材は機体骨格の1/2を占め
従来の機体表面を覆うアルミ材より遥かに軽量化が
望めるもの。これだけでも燃料消費量を20%
削減するこうかを産み出します。
さらに環境負荷の面でも
旅客の居住性に至っても大きなメリットが期待
出来るとされています
三菱の場合はそこまで使用範囲も広くなく
アルミに交換しても重量差があまりなかった
のが影響したようです。
逆にライバルとの差もますます狭まって
見分けのつかない機影に・・・・・
コンコルドの胴体もああ見えて意外にも細いものです
実質的な室内空間では大差ないサイズかも知れません。

投稿者 吉田雅彦 : 2009年9月19日 00:19

全日空は先日、モヒカンジェット(カラー)を12月に復活させると発表がありました。垂直尾翼に帆船と、胴体に青と白のラインが交互に描かれているあのカラーリングです。
羽田 - 宮崎・鹿児島 間限定で飛びます。田中さんは既にご存知かも。

投稿者 小人部隊一号 : 2009年10月 9日 10:42

全日空が初めてL-1011(トライスター)を
導入したのに併せて
1974年頃から更新し始めたのがモヒカンカラー.
ジャンボルックとかトライスタールックといった呼称が
あったかもしれません。(ジャンボルックは5代め制服かも)
103系ATCや113系1000番台の登場と同じころです。
これより以前は濃紺のロスマンズカラーの様な紺帯に
ダビンチマークをあしらったのが全日空スタイルでした.
CAの制服もこの頃(モヒカン)からいきなり
スカート丈が伸びて、マニアをがっかりさせるとともに
縫製生地もたくさん必要になりました。
それ以前の70年代前半・三代目制服あたりが,
歴代最短のスカート丈の時代でした。74年頃といえば
第一期ミニスカブームが一転してマキシ丈の長~い
スカートが流行り始めたのも影響しているかと。


現在のトリトンブルーは80年代初頭からのもの、
ダビンチマークこそ消えましたが,
767導入を期して採りいれられたもの。
モヒカン、トリトンブルーを纏った全日空機は
乗客の死亡事故ゼロを護り続けている,
縁起の良い塗装でもあります。
田中デスクに聞けばさらに詳しい解説が・・・・

投稿者 吉田雅彦 : 2009年10月 9日 11:29

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