2008年11月09日

iQ=car of the yearを受賞

TIFFをお披露目※の場所に選んでいたトヨタの新車IQ
発売を前に早速今年のCar of the yearを受賞しました。
Dscn9215

Dscn9230プリウスの発売から11年,トヨタが今回送り出したのは
ズバリ,ハイブリッドに頼らないエコ。
ハイブリッドは価格,重量でどうしても下限が決められ
てしまう。そこでプリウスより下の(価格帯しか買えない)
顧客を狙ったのが,コレ(なんだろうなあ)

実際、展示車両を見てもビッツから違和感無く
乗り換えられそうで、横幅も5ナンバー枠
一杯に採ってあって、後ろさえ振り返らなければ
3mの車体長を感じることはありません。軽自動車
のように全幅も制限されず,コレが小回り性能にも
貢献した様です。

Dscn9205Dscn9204Dscn9203

車重で見ると初代ビッツはベーシックグレードで
800kg少々。このクルマは900kg近くあります。
もちろん安全装備、エアコンなど装備の有無は
あるものの、この差にはちょっと驚きです。
サイズダウンしても,コストダウンが主眼のクルマでは
なさそうです。

カローラが値下げを断行したおかげで
ほぼ同価格帯に並ぶことになった訳ですが
かたや4mを超える1500cc
こなた3mを切る1000cc。金の斧と銀の斧
ではないけれど、敢えて小さい方のを選ぶなら
燃費の良さが理由か,駐車スペースの確保の為か・・・

日本市場で、どんな勝負を展開するのか~興味津々です。

全長3mで四人乗り。これだけの短い車体に、短い軸間距離
DSCN9207.jpg
稀に見るショートホイールベースだけにDSCN9209.jpg走行安定性、直進性をどうやって確保
しているか、実は電子制御を総動員して抜かりのない安定性を確保している様です。これなら筑波や
峠道でもこの上なく楽しい乗り物に仕上がっている
筈。Dscn9217

市販されたら我が家にやってくるか?Dscn9226

走りがよければもちろん、1mの地所を
新たに生み出してくれるのはバイクにとっても
大歓迎です。

※厳密には去年のモーターショウで
ベールを脱いでいますが、細部が
異なります
※※
「i」は、「個性(individuality)」を表すと同時に、
「革新(innovation)」と「知性(intelligence)」の意味を
合わせ持つ。また、「Q」は、「品質(quality)」を表現
するとともに「立体的な(cubic)」という言葉の音と、
新しい価値観とライフスタイルへの「きっかけ(cue)」という
言葉に由来。(メーカー広報文より)
※※※
去年の今頃話題騒然だったのはGTRの方
1年近い発売時期の差があって,同じ土俵に
というのは不公平感が残るところ
原油高、ガソリン税制という追い風も
iQには味方したもののGTRには逆風
本来なら去年がGTR、iQは来年でも
良かったでしょうね。

| 15:27 | コメント(6) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

吉田さん、お疲れさまです。
個人的には、車は、機能性とデザインでしょうか…(携帯、他の持ち物すべてに言えます)
携帯で白は自分は選びませんが、車はアリですね(PCは白です)。
やはり、大きな買い物だけに、安いに越した事はありませんが、そんなにポンポン買い換えられる代物ではないので、まず機能性第一、納得すれば対価を支払う、という意識でしょうか…

投稿者 ちなみん : 2008年10月26日 23:09

車記事ですが、鉄道ネタです。
私、小人の予想が現実になりそうです。
阪神なんば線開業と名阪特急の姫路直通を以前にコメントしました。
→平成22年の山陽姫路‐賢島 間の直通特急運転開始の計画が明らかになりました・名古屋ではありませんが直通運転予想は当たりました。
その記事のアドレスです。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/retail/181955/

使用車両は近鉄側、4連での運用が濃厚です。

3mで4人乗りの車とは、話しには聞いた事ありますが、詳細までは知りませんでした。車体は軽でも設備は軽くない感じですね。(笑)

投稿者 小人部隊一号 : 2008年10月27日 10:17

南北線の路線にいきなり目黒線三両編成を乗り入れるような
思い切った手法ですが・・・・
(しかも乗車定員は6両並みで?)
実はこうした短いクルマのカテゴリーには
スズキのtwinやメルセデス設計のスマート(初代)
がありました。決してセールス的に成功だった
とはいえない様です。(いずれも二人乗りだった)
これに対するTOYOTA的な回答が3mで四人乗り、
というコンセプトだったのかも知れません。



それよりも発表の時期がこんな世界経済の低迷の
まっただ中だったことは、何よりの絶好のタイミング。
というより、様々なジャンルのクルマを同時並行で
開発出来るTOYOTAならでは、ということかもしれません。
コンセプトモデルを生産車に手直しするのだって
2年近くは掛かる筈・・・・
開発スタートの時点では、株価7000円台なんて
誰しも想像がつかなかった筈です。
(そこまでTOYOTAが見通していたら、それは
別の意味で凄いことですが)

ビッツ発売の時にもそうでしたが、
TOYOTAとて、このクルマに100%の自信が
あるかといえば?です。ひとつ間違えば
シティの売り上げがシビックの売り上げを
食ってしまったホンダの二の舞を侵すリスクも
無視出来ません。カローラの為の購入予算を
立てている人は、こんな小さなクルマには
目もくれない筈。イギリスのミニがかつてそうだった
様に、全く新しい顧客層を開拓しなければ
意味がありません。まあ、ちょっと目先の違う
クルマが欲しかったとこなんだよね、一台
買っておこうかな、と思って・・・・
という購入理由が多くなるかもしれません。

注目は11、12月の販売ランキング
ビッツ、カローラと併せた販売台数です。

投稿者 吉田雅彦 : 2008年10月27日 17:39

記事にあったように直通特急は賢島観光の
修学旅行客のほかは大口の需要は難しいでしょうね
大きなターミナルを真ん中に挟んだ場合
両線を直通にしても乗客の大半は入れ替わって
しまい、直通にするメリットがあまり出て来ない
というのが普通の判断でしょう。
近鉄・名古屋口と姫路直通なら話は別ですが・・・
(料金を武器に充分JRと対抗出来るので)
二階建て特急を兵庫方面に乗り入れるなら
集客効果も望めますか?・・・・

鈴鹿で日本グランプリを観戦後、
せっかくだから神戸に足をのばして
もう一泊しようか・・
という場合には便利かもしれません。

投稿者 吉田雅彦 : 2008年10月27日 17:40

車はどんどん新しい車種やデザインが出るし、名前が変るのでついていけないです(笑)
我が家の愛車は未だにマーク�ワゴン・・・お気に入りですが長く乗っているので故障が心配です。
TOYOTAと言えばF1参戦中ですが、場合によっては撤退もある??なんて話も出ていますね(フェラーリも)
単一エンジン構想・・・正直反対です。F1で無くなると思うのだけれどなぁ。経費削減するならもっと他の所で削れる気が・・・。
このところの金融危機で、RBS・INGがF1から手を引くのではないかなんて噂もあるし、カスタマーシャーシの問題も含めてトロロッソもどうなるか分からないし・・・最終的に5チーム以下になったりしたらもう、「世界選手権」じゃないですよね。

投稿者 にゃんにゃんにゃんこ★ : 2008年10月28日 13:36

一貴のお父さんが走っていた頃のF1は、通過音を聴くだけで
ホンダV12、フェラーリ、ルノーV10、ベネトン・フォード
ホンダV10~~~~~~~~~~ランボルギーニというように
順位まで判ってしまうほど個性に溢れていました。

F1の世界は規制に次ぐ規制でがんじがらめ。空力の
小細工に工夫が見られるものの、メーカーごとの個性も
出しにくくなりました。撤退を口にするのもこうした環境が
元凶なのかもしれません。行き着く先はオートレースか?
いっそ、時代を見越して電気モーター駆動を義務づければ
パナソニック、ソニー、HITACHI、サムソンといった
異業種メーカーの参入が期待され、面白くなるかも・・・・
というアイディアを昔のフジテレビの番組[5years ago]
で放送していました。来年春までに、景気が上向かないと
資金的に厳しいチームが続出してしまうでしょうね。
半年以内に景気が上向くか・・・・こればかりは判りません。
原油価格の下落で、中東資本、ロシアマネーの行き先も
気になるところです。今後注目を浴びてもいい案件です。
石油メジャーが危機感を感じて大々的にスポンサード
してくれれば・・・・

クルマの業界もマーク2の様に4年ごとのモデルチェンジで
売り上げを伸ばせる時代じゃなくなりました。が、後輪駆動の
マーク・ワゴンは1984年型が10年以上継続生産され
生産終了から10年経っていないという段階で、
部品供給も多分まだ大丈夫でしょう。片山右京が、
現役で走っていた頃のクルマ。ですね。後継のクオリスなら
全然問題無し。生産開始から10年が経とうかという段階です。

投稿者 吉田雅彦 : 2008年10月28日 17:18

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