2007年04月26日

since1957

日産自動車の最古参級ブランド、
「スカイライン」(元はプリンス自動車)
コロナやセドリックと言った老舗のブランドが、相次いで名前を
刷新する中でスカイラインだけは存亡の危機をしのいで来ました。

ファンにとっては、間もなく現れる最新型GT=Rが
待ち遠しいところですが、1970年以来
今も2ドアクーペを揃える唯一の存在でもあります
写真は10月デビューの最新型
セリカ、インテグラなど国産2ドア・クーペが相次いで
生産を終了する中、希少な存在なんです。
P1000001%2017-28-59.JPG

元々国内専売車だったのに、現在は北米市場で大人気
その五十年の歴史が一挙に勢揃いしました。
(ミッドタウンにて)P1000018%2017-28-58.JPG
当時のアメリカの流行をふんだんに取り入れた初代↓
最盛期にはジャパン・オリジナルを標榜していたのに
今になってアメリカで人気に火がついたのは
不思議な巡り合わせですP1000011%2017-28-58.JPG
中でもレース用に開発されたGT=R人気は目を見張るものが
あります。サーキットでも、このクルマの参加の如何が
観客動員数を大きく左右するくらい。
スカGが市場で絶大な人気を誇っていた70年代前半、
プロモーションの一環としてオリジナルCM曲

『愛と風のように』(by男性デュオ:buzz)をヒットさせ
「ケンメリ](ケンとメリーのスカイライン)がこのクルマの俗称にもなりました。
P1000010%2017-28-58.JPG
スカイラインを特徴付けるものには、6気筒エンジンのほかに
サーフィンラインや丸テール・ランプなどがあります。
丸いテールライトは最初の2000GT以来、GTシリーズの
象徴でした。ただ、「愛の・・・」三代目,GC10系だけは
例外でした。P1000002%2017-28-58.jpg
代わりにこの世代からはサーフィンラインが現れますP1000014%2017-28-57.jpgこんな大きな造形処理はひずみを生みやすく、
生産現場と設計部門の間で論議が絶えなかったとか
「箱スカ」「ケンメリ」「ジャパン」と受け継がれ、
81年の「ニューマン・スカイライン」では消滅。
最後の直列6気筒:R34で、申し訳程度にちょっとだけ復活していますP1000017%2017-28-58.JPG

| 01:45 | コメント(3) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

吉田さん、お疲れさまです。
つまり、吉田さんがお生れになった年、と言う事ですよね?

投稿者 ちなみん : 2007年4月26日 06:33

あいあい傘にケン&メリーのステッカー…
なんて言うのもありましたね~。
♪愛のスカイライン~って
CMソングが頭の中に流れてきます!
走り屋さん達はハコスカとかを乗ってたり…
なんか、青春の車ってイメージですね(^^

投稿者 手回し電話 : 2007年4月26日 11:05

スカイラインといえばある時期青春の代名詞
セリカとは人気を二分した時代もありました。
箱スカの時代からクリアファイルに写真を入れ
下敷き代わりに使っていました。
セリカorスカGで迷った若者もきっと多かったはず。
70年にセリカの登場で、2ドアHTが追加され
77年~93年にかけてはモデルチェンジの
年も一緒。あとから6気筒や後輪独立懸架を
追加したのはセリカのほうで、マーク�(two)共々
ライバルを意識せずにはいられなかった様です。
ちなみに70年デビューのセリカのキャッチ・は
『恋はセリカで♪』
(スカイラインは『愛の・・・』だった)
youtubeで昔のcmを見る
夫婦で言えば金婚式。私の両親も今年・・・
つまり私はハネムーンベビーだった訳さ!

投稿者 吉田雅彦 : 2007年4月26日 14:01

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